タイトル | 休眠預金を利用した助成金事業「がん患者支援などの事業」、公募について |
カテゴリ | 健康・福祉 |
助成団体 | 公益財団法人日本対がん協会 |
助成目的 | がんは1981年に、日本人の死因のトップになって以来、罹患者・死亡者ともに増え続け、今や生涯で2人に1人ががんになり、年間で3割近くの方ががんで亡くなっています。がんはかつて「不治の病」と言われていましたが、医療の進展で治る病気になってきました。しかし、世間では不治の病という偏見ともいえる認識がいまだに根強く、がんと診断されると約3割の方が離職せざるをえないとの統計があります。また、がんによる心理的ストレスから 自殺する方も多いという現実があります。 がんはまた、子どもやAYA世代(思春期・若年成人の病気でもあります。例えば、厚労省の統計では5~14歳の子どもの死亡原因は、不慮の事故と並んでがんが多くなっています。がんは年をとってからの病気というイージが強いですが、子どもやAYA世代の病気でもあります。こうしたがん患者への支援は決して十分とは言えません。患者支援をさらに推し進めるため、実行団体の公募を以下の要項に沿って実施します。 |
助成対象 | ・事業期間:2020~22 年度(2019 年度も準備期間として事業の助成対象とします) ・採択予定実行団体数:5 団体前後 ・対象となる団体:がん患者・家族の支援を目的に活動する団体 ・対象地域(全国、地域ブロック、特定の地域や県等):全国または特定の地域対象でも可助成対象: 実行団体に期待される役割は以下のとおりです。 ① 行政の縦割りに「横串」を刺す、あるいは公的制度のいわゆる「狭間」に位置している具体的な社会の諸課題を抽出し、可視化する。 ② 成果に着目しつつ休眠預金等に係る資金を効果的・効率的に活用し、社会の諸課題の解決に向けた取組を推進する。 ③ 民間の創意・工夫を十分に活かし、複雑化・高度化した社会の諸課題を解決するための革新的な手法を開発し、実践する。 ④ 自ら行う民間公益活動の成果評価を実施し、民間公益活動の見直しや人材等の資源配分への反映等、民間公益活動のマネジメントの中で評価を有効に活用する。 ⑤ 現場のニーズや提案、事業成果等を、資金分配団体を通じて JANPIA にフィードバックすることにより、本制度の一層の改善につなげる。 |
助成金額 | 1 団体あたりの助成額(上限及び目安):1000 万~2000 万円を目安 |
応募締切 | 01月31日(金)必着 |
問合せ | 公募申請に関するお問い合わせは、下記e-mailにてお願いします E-mail: jcs-josei@jcancer.jp(沖田、黒岩、川原) |
url | https://www.jcancer.jp/kyumin |