こども食堂向けむすびえ・こども食堂基金 秋募集(10/20)
助成分野
助成目的
2020年4月、全国一斉休校、緊急事態宣言下で奮闘するこども食堂の皆さんからの「資金不足の声」を受けて、寄付を原資に立ち上げた「むすびえ・こども食堂基金」。
コロナが5類感染症に移行した節目、この6月に行った「春募集」では、会食の再開や夏休み等に実施される楽しい企画を応援させていただきました。
こども食堂の皆さまからは、申請を通じて「地域のつながりのハブとなりたい」「こどもたちに、集まって一緒に楽しむ機会をもっと作りたい」といった力強い声をたくさんいただき、寄付者の皆さまの想いを、多くのこども食堂さんへの資金的な支援へとおつなぎできたこと嬉しく感じています。
2023年6月に実施した「第8回こども食堂の現状&困りごとアンケート調査結果」によると、5類感染症への変更後、会食形式の実施がコロナ前の7割まで回復した一方、物価上昇等による影響で費用負担も増加傾向にあることがわかります。
調査結果はこちら。
ますます運営状況が大変になるなか、子どもたちに体験の機会を提供し、地域の人々のつながりをつくりだしたい、活動を続けたいと思うこども食堂の皆さんを後押しできるよう、この度、秋募集をご案内したいと思います。
ぜひご応募、ご検討ください。
助成対象
・こども食堂の事業を通じた食支援や居場所づくりを助成対象期間中に実施する団体(法人格の有無や活動年数は問いません)。フードバンク専門団体は対象外です。
・団体名義の口座を持っていること
・事務局が請求した際に会則または定款を提出いただけること
・「助成金受領における誓約書」を提出いただけること
・宗教法人、個人事業主が経営する飲食店や株式会社(いわゆる「営利事業者」)が運営するこども食堂は、以下の条件を満たす場合に申請することができます。
1)こども食堂が非営利で運営されること。
2)宗教法人活動や営利部分との経理区分が行われており、かつ、こども食堂名の銀行口座をもっていること
3)こども食堂名で申請すること。
助成金額
・Aコース:プログラム支援(上限10万円)100件
こども食堂の活動を通じて、楽しいプログラムを提供するための助成です。こどもたちが楽しく思いっきり遊べるよう、感染対策を行いながら、冬休みの思い出づくりやクリスマスパーティ、節分など、季節の楽しい思い出づくりを行う団体に助成します。こどもたちを対象に、どんなプログラムを行いたいか、申請を通じて教えてください。
Aコース留意点
・こども食堂の活動のなかで行うプログラム実施に向けた助成です(旅行や娯楽施設利用は対象となりません)。
・Bコース:“食のつながり”応援コース(上限10万円) 127件
こども食堂の活動を通じて、地域コミュニティの人々を「つなぐ」活動を応援します。
こども食堂での会食や手作り弁当配布等の食事を通じて、頼り合い助け合えるような地域コミュニケティの形成につながる活動に、資金的支援を行うコースです。こどもたちから大人まで、あらゆる世代の地域の人々がつながり、こどもたちの「いただきます」「ごちそうさま!」の声が聞こえる、地域の皆さんの笑顔があふれる活動の応募をお待ちしています。
Bコース留意点
・上限内で無理のない計画をたててください。
・採択となった場合も、地域やコロナの状況を鑑み、無理に活動を行う必要はありません。事情により開催が難しくなった場合は、事務局までご連絡ください。
応募締め切り
問い合わせ
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F
「2023年度むすびえ・こども食堂基金」事務局宛
メール:2023grant@musubie.org
電話:03-6775-7490(受付時間:平日10時〜16時半)